スポーツ傷害

 スポーツ障害

 

アスリートケア



CCRKのアスリートケアは、最新のスポーツカイロプラクティックの知識と技術を駆使し、数々の国際大会(ワールドカップ・世界選手権大会・アジア大会・オリンピック選考会など)と国体、全日本大会、インターハイなどで国内外のトップアスリートのケアに参加し、選手および指導者から効果的な治療法として支持されています。

 また、30年以上の臨床経験と、スポーツ現場で選手のコンディショニングに関わり、各競技特性に熟知し、選手の「からだ」と「こころ」の微妙な変化に目をむけ、障害の治療はもちろん、障害予防、試合で最高のパフォーマンスを発揮できるように、心身ともに調整しアスリートの活躍に大きな感動と喜びを感じて頂いています。



カヌー世界大会
第10回世界ジュニアカヌー選手権大会

選手、指導者へのメッセージ

選手や指導者は、スポーツ障害や障害予防について間違った知識、勘違いをしていることが多々あります。トレーニングが正しく行われなければ障害につながりますが、その前にまず、選手自身の身体が健康でなければ、ハードなトレーニングに対応できません。

 また、食事や水分補給など栄養学的なことも正しく理解されなければ障害につながります。筋肉骨格の問題、栄養学的な問題、精神的なバランスがとれて正三角形のような安定したピラミッドを形成されなくては安全にスポーツを行うことはできません。

 CCRKでは、構造学的、化学的、精神的な側面からスポーツ障害をアプローチして、障害の原因を究明し改善していきます。ハード面(身体)とソフト面(心)を整え、「心技体」の調和の取れた身体でスポーツを行えるようなお手伝いをします。

 個人の能力は、一人一人全て違います。個々の備わった能力以上のものを引き出すことはできません。しかしCCRKでは眠っている潜在能力を目覚めさせ、運動機能や精神面の強さを向上させ、障害予防はもちろんパフォーマンスの向上に効果を上げることは可能です。

 また、スポーツ障害にも心(精神的ストレス)の問題が必ず関与しています。試合が近づいてくると、プレッシャーのために風邪を引いたり、腹痛、頭痛、肩痛、腰痛、膝痛など身体的な問題が多く発生します。

 CCRKの治療は、ハード面(身体)とソフト面(心)の調和を考えた治療で、プレッシャーに弱い選手もプレッシャーを楽しめるようになり、最高のパフォーマンスが発揮できるよう調整します。

 多くのスポーツ関係者が、このホームページを見て、CCRKのアスリートケアに興味を示して、体感していただければと願っています。


CCRKのアスリートケアでは、こんな心身の変化で喜ばれています

 

  • スポーツ障害の治療、予防はもちろんパフォーマンスの向上
  • 患部だけの対処療法とは違い、身体全体と障害部位を神経学的に関連付けて診ていきます。
  • 神経関節機能の正常化が得られ、障害の早期回復ができます。
  • 筋肉をコントロールしている神経バランスが改善し、身体の柔軟性はその場で改善されます。
  • 反射神経の向上によって、敏捷性、運動機能のが一段とアップし、スポーツパフォーマンスを向上させます。
  • イップスやあがり症、試合前の極度の緊張の解消
  • イップスの原因を、神経筋反射で徹底的に探り解消します。
  • パターン化された緊張パターンを、リラックスパターンに切り替えします。
  • リラックスパターンのイメージ化によって、フォームの改善、矯正がスムーズに行きます。
  • 目標達成のゴール設定を明確にして、目標達成の意欲向上ができます。








スポーツ障害の背景

 

  • 現代医学のスポーツ障害の治療


    現代のスポーツ医学の観点からスポーツ障害の発生要因をみた場合に、内的要因と外的要因に分けています。内的要因は、選手個人の体力、技術力などがあります。外的要因は、練習の量、強度、環境、気象条件などがあります。

     この、内的、外的要因が重なって起きるといわれています。実際の治療も、スポーツの現場では、正しいフォームの習得の為フォームの矯正をしたり、医療の現場では患部の治療およびリハビリの指導が行われます。

     このリハビリは可動域の改善、筋力アップのリハビリが主になっています。しかし、必ずしもこの二うの現場が連係がとれているとはいえないようです。現実は、互いに距離がありすぎ機能せず、そのために早期改善が望めないのが現状です。



  • 早期改善を阻む原因


    スポーツ障害の早期改善を遅らせている原因は、スポーツサイドにも、医療サイドにもあります。前述したように、スポーツ障害はスポーツサイドと医療サイドの連係がないと進みません。

     選手は、医療サイドから練習量を減らすか休むように指導されます。あるいは、フォームが悪いから、筋力ないから監督、コーチから指導を受けなさいといわれることがあります。

     医療サイドからの、このような指導はスポーツ現場を知らない無責任な指導ともいえます。また、スポーツサイドの指導者も困るだけです。









スポーツサイドの指導者の問題



スポーツの指導者は、その競技の戦術、技術の指導はできますが筋力トレーニングやフォームの矯正法は、時間がないのと個別のメニューを作成するのが難しいと思います。

 また、何が正しいトレーニングで、どのようなフォームが身体に負担を与えないのか、それを選手に理解させ習得させるには不可能といえるでしょう。

 指導者スタッフの人数、専門性、選手のモチベーション等を考慮しても限られた時間を、このような問題にかけることは不可能に近いと思います。このようなスポーツサイドの現場を把握していない医療サイドからの指導は無意味に等しいと思います。



医療サイドの問題



医療サイドの立場から、スポーツ障害をみていくうえで一番重要なのは、スポーツサイドの現場をよく理解することです。チーム状況、選手のおかれている立場、練習期なのか試合期なのか。

 これらを理解した上で、スポーツサイドと連絡をとりコミニュケーションに成り立ったうえで治療を進めていくことが早期解決になります。

 医療サイドとスポーツサイドのコミニュケーションが成り立ってはじめて、スポーツ障害の治療が成立します。

  • 矛盾した医療


    医療サイドの問題点がもう一つあります。それはスポーツを知らない医療です。単なる、競技のルールを知っている、知らないというものではなく、競技の特性、指導者の選手の起用法、ポジション、選手の心理的な問題等・・

     これらを一つでも多く知ることで、治療計画は変わってきます。例えば、競技特性をあげると個人競技か団体競技かでも治療方針は変わります。
     試合を3日後に控えた、100mの短距離選手の捻挫の治療をしても、記録との闘いですので痛みが回復したから、いい記録がでるのとは別問題です。

     あるいは、サッカー試合であれば、ポジションによっては他の選手のカバーがあります。チームプレーは他の選手が補うことができます。痛みさえ回復すれば100%改善していなくても試合に出場することもできます。

     このように競技の特性やチームの状況など考慮することで、治療方針に変化を与えて早期復帰させることができます。

     




機能的障害を診る必要性



もう一つ大切は問題があります。現代医学の医療は、カテゴリーに分けて細分化し、専門性を重要視していることです。このことは一見、優れた治療に思えますが、靭帯断裂、骨折などの気質的な問題に対しては、非常に重要性のある優れた治療法といえます。

 しかし、スポーツ障害の多くは、機能的障害としてみることが必要です。気質的障害や病理的疾患のなかにも機能異常が必ずあります。
 身体的機能異常は、特に運動系に影響を及ぼします。身体的機能異常の改善がない限りは、スポーツ障害は改善しません。

 骨折や感染症など気質的な疾患、病理的疾患に対しての治療は現代学の専門性が優先されるべきですが、気質的な疾患の発生によって、必ず機能的な障害が発生します。できれば、骨折などの気質的疾患の治療と平行して機能的障害の治療も行うと理想的なスポーツ障害の治療ができます。

機能的障害を診る治療とは



スポーツ障害の早期解決は、機能的疾患としてみるとことです。現代医療のスポーツ障害へのアプローチは、気質的な変化を画像に依存します。画像に気質的変化がみえないと、治療の手立てがなくなり「痛みがなくなるまで練習は休みましょう」と、消極的な治療になります。

 消極的な治療は、スポーツ選手にとって身体的にもマイナスです。なかには「こころ」の心理的なマイナスを引き起こします。「こころ」のマイナスは、後々スポーツ障害の早期改善の大きな妨げる要因となっていきます。

 では、スポーツ障害を機能障害としてみていくにはどうしたらよいのでしょうか。生命の原理原則は神経系や筋骨格系、循環器系、消化器系など、各系の連係による働きが必要です。運動を遂行するには筋骨格系だけ独立して機能しているわけではありません。

 各系の連係をスムーズにおこなうには、情報交換が必要です。身体の内外の情報を五感を通して脳に送り、脳で情報を処理して、各系に命令を出して機能します。

 この情報の伝達こそカギになります。情報伝達は神経系に依存します。神経の働きが悪くなると運動系などの機能は低下します。この神経の機能異常が筋肉や反射的な機能の異常を引き起こします。したがって、神経機能異常の改善が機能障害の治療法です。




明らかにされた反射神経の乱れ「共縮」現象



スポーツ障害の早期改善には、神経系の機能が影響していることが理解できたと思います。この、神経の働きが機能しなくなると身体的にどのような影響がでるでしょうか。この影響をNHKテレビの「NHKスペシャル・ミラクルボディー」~史上最速の男~で放映されました。

 アサファ・パウエルを題材に当時、世界最速のスプリンターがオリンピックや世界選手権で優勝できない原因を究明していく番組です。
 2000年大阪で開催された世界陸上選手権で、ライバルを意識したときに身体的にどのような変化がおきるか証明しました。

 このときにおきた現象は、神経系の乱れがおきました。「共縮」という現象です。この「共縮」現象は運動機能にとっては致命的といっても過言ではありません。

 運動機能にとって生命線である反射システムが正常に機能しないことが判明しました。関節を動かす(曲げる、伸ばす)筋肉には主動筋と拮抗筋があります。

 ランニング時の脚の筋肉機能は伸ばすときは大腿四頭筋が主動筋になります。ハムストリングスは拮抗筋になります。大腿四頭筋に力が入り、ハムストリングスは力が抜けるようになります。

 パウエル選手は、レース中にライバルを意識した瞬間、あるいはライバルの脚が見えた瞬間に、主動筋と拮抗筋が同時収縮する現象がおきました。これが「共縮」現象です。



共縮現象
NHKスペシャル ミラクルボディー アサファ・パウエル~史上最速の男~より



スポーツ選手にとって致命的な「共縮」現象



スポーツや運動を行う上で、この「共縮」は運動機能を著しく減少させます。試合前の緊張や、ここぞという場面で身体が動かなくなる。スポーツ選手は、必ずといっていいほど一度や二度は経験していると思います。

 例えば、ゴルフのテーショットでの緊張しミスショット、50センチのパッドが打てない。試合前の緊張で身体が動かなくなる。なんでもないゴロをエラーしたり。イップスなども同じ「共縮」現象が起きています。

 このようなことは日常的にもおきています。大勢の人前で話をするときに緊張したり、あるいは繰り返される仕事のストレス、対人関係などで神経の緊張がおきます。
 日常は「共縮」が起きていても、スポーツや運動のように、直接身体を動かすことがないので気がつきません。しかし、首の寝違い、ギックリ腰などは神経筋反射が機能していないことが原因です。






 

 

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