WBCは見ごたえのある内容で盛り上がりましたね
準決勝の逆転サヨナラ・・・決勝の最終回の大谷選手とトラウト選手の対決はしびれましね
侍JAPAN優勝おめでとう!!
さて、選抜甲子園もベスト4が出そろいいずれも強豪校ですね
今年から甲子園での女子選手のノッカーができるようになり甲子園史上初の女子ノッカーが誕生しました
最近の野球は女子選手が増えて、全国高等学校女子硬式野球大会の参加校も増えてきました
以前は女子は硬式野球に参加できず、中には硬球が当たると危険だ・・・と、言われて参加は不可能でした
これが常識的に世間に認知されて女子の参加が遅れていたが、最近は少年野球、中学野球、クラブチームにも女子の参加が増えてきた
指導者や運営されている方の理解が増し最近は高野連も柔軟に対応しています
良いことです
女子のクラブチームで野手をやっているT選手が身近い距離が投げられなくなったと来院しました
ポジションはショート、セカンドでファーストへの送球が暴騰したり、ワンバウンドしたりする症状です
2022年4月頃から始まり、当初は時々であったが日がたつにつれてほぼ練習のたびに投げられなくなりました
T選手は指導者やチームメートからも信頼されてサブリーダー的な存在でチーム内でリーダーと選手のつなぎ役を担っています
また、セカンドというポジション的にも野手の要で声掛けをよくしてゲームの状況に合わせて野手をまとめています
練習でも選手の動きをよく観察して声掛けしたり、動きを指示したりすることもしています
ここまで書くとT選手の性格みたいなものが見えてきます
では、T選手の潜在的な背景はどのようなことがあるのか・・
*指導者から言われたことはまじめにやる
*指導者からの期待には応える
*リーダーをサポートしなければならない
*他の選手が手を抜くとイライラする
*セカンドとショートの連係プレーがもっと上手にできるように協力すべきだ
*チームはもっとまとまって団結するべきだ
*守備をもっと上手くなりたい
*セカンドは守りの要だからミスはできない
沢山ありますね
このような潜在的な背景をもとに野球を行っています
だが、これは自身の潜在的な信念や価値観であり自身も気づけないことです
いつの間にかこれらは脳が学習してルールとして足枷になります
T選手は野球に関して様々なルールを持っていて、そのルールにのっとって野球をしているので、ルール違反があると緊張するパターンが脳が学習していたようだ
今はすっかり改善してチームの中心選手として活躍しています