注意力が症状を悪化させる

慢性痛

慢性的な痛みや繰り返す痛み、痛みの場所が変化する・・・

どうして痛みが長引くのか・・・

どうして痛かったり痛くなかったりするのか・・・

どうして痛い場所が次々と変わるのか・・・

そんなあなたは・・・もしかして痛みを探していませんか?

痛みを探しているあなたは「注意力」がすぐれているので、どんな小さな痛みでもすぐに見つけることができるのです

 

先日NHK「ためしてガッテン」で耳鳴りの症状は注意力のある方が影響していることを放映していました

さまざまな原因で起こる耳鳴り。その症状の悪化に深く関わっている1つが“注意”です。耳鳴りに注意が向くことで苦痛を感じるようになり、そのせいでさらに耳鳴りに注意が向き、また耳鳴りを大きく感じてしまうという<悪循環>に陥ってしまうことがわかってきました。(2020年4月1日(水)午後7時30分 放送より)

 

イリノイ大学ファティマ・フセイン准教授らの研究チームは重い耳鳴りの症状に悩む人や耳鳴りがあっても苦痛を感じていない人、そして耳鳴りがない人など85人に協力してもらい、MRIを使って安静時の脳の活動状況を調べました。注目したのは脳の“注意の状態”と関係しているといわれる楔前部(けつぜんぶ)と呼ばれる場所です。(2020年4月1日(水)午後7時30分 放送より)

 

本来であれば注意を働かせる必要がない安静時。耳鳴りのない人や、耳鳴りがあっても症状が軽い人はほとんど注意を働かせていませんでした。しかし重い耳鳴りの症状に悩まされている人は安静時でも注意が過剰に働いていることが明らかになりました。(2020年4月1日(水)午後7時30分 放送より)

 

ためしてガッテンでは耳鳴りの話をしていましたが、肩こりや腰痛などの筋骨格系の痛みや不快な症状も同じです

次から次へと身体の痛みが気になり、身体の痛い所を触って昨日と痛みは変わっているか・・・肩は少し楽になったが、今度は背中が痛くなった・・・痛みを見つけるのが得意なのです

健康への不安や健康情報が過剰に氾濫して、脳が正しい情報判断ができず混乱していると痛みへの「注意力」が過剰になり痛みや不快な症状を見つけ始めます

趣味や好きなことをして痛みや不快な症状から注意力をそらすことが慢性痛や繰り返す痛みを軽減させることができます

それでも良くならない方は一度ご相談ください

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